森稲荷神社
2018.04.29[ 神社 ]
日本橋魚河岸の礎を築いた漁師一族の屋敷に祀られたお稲荷さま
森稲荷神社
佃堀の住宅街に佇む小祠「森稲荷神社」。
徳川家康の江戸入府とともに、摂津国・佃村から東上した漁師・森孫右衛門一族。その後埋め立てによって生まれたこの地を拝領し、出身地に因み「佃島」と命名、そして地域の発展と安泰を祈願して屋敷内に祀られた稲荷社が「森稲荷神社」の起源と伝わっています。
森家(そもそも「森」姓は家康から与えられたもの)は、江戸湾での漁業権を与えられ、道三堀に魚問屋を開業。さらに後に日本橋・本小田原町に進出し、これが日本橋魚河岸の起源になったと言われています。
最寄駅は、東京メトロ・都営大江戸線「月島」駅。徒歩3分ほど。