東京水天宮
2017.08.14[ 神社 ]
「なさけありまの水天宮」として人気を誇った、久留米水天宮の分社
東京水天宮
江戸後期の1818年に、久留米藩9代藩主・有馬頼徳が、当時三田にあった江戸上屋敷に久留米水天宮の御分霊を勧請したのが起源と伝わる「東京水天宮」。
当時から庶民の人気が高く、毎月5日に限り庶民のお詣りを認めたといいます。このことから、藩主の「有馬」と「情け深い」を掛け「なさけありまの水天宮」という言葉が当時の流行語となったそう。
現在地はもともと有馬家の中屋敷があった場所で、明治5年(1872年)に遷座しました。
ごく最近「江戸鎮座200年記念事業」として社殿の建て替えを行い、免震構造を備えた現代的な建物に生まれ変わりました。
御祭神は、天御中主神・安徳天皇・高倉平中宮・二位の尼。
最寄駅は東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅。地上に出てすぐ。
お詣りした日が週末ということもあったのでしょうが、とにかくすごい人出。安産祈願の方の行列ができていました。待合所はさながら「病院の待合室」のような?ちょっと他とは違う雰囲気の神社です。
境内社の寳生辨財天。現在は「日本橋七福神」のひとつ。
拝殿。
子宝いぬ像。
水天宮前交差点からの眺め。