常盤稲荷神社
2017.08.17[ 神社 ]
戦国時代には江戸城の守護神・江戸時代には魚市場の鎮守神として崇められたお社
常盤稲荷神社
1457年、太田道灌による江戸城築城の際に京都伏見稲荷大社の御分霊を勧請し城の守護神として創建された「常盤稲荷神社」。
江戸時代の江戸城拡張に伴い、現在の常盤橋付近に遷座。それまで「大橋」と呼ばれていたのですが、こちらの神社にちなみ「常盤橋」と改称されたそう。
さらに後、日本橋魚市場内に遷った際に、市場の守護神であった水神大神(罔象女神)を相殿に祀りました。当時は盛大な水神祭が行われていたそうです。
水神大神は明治期に神田神社に遷されたそうですが、境内の提示には、現在でも御祭神に倉稲魂命、相殿に罔象女神とされています。
最寄駅は東京都営地下鉄浅草線「人形町」駅。徒歩5分ほど。
境内に設置されている御由緒。