田谷御霊社(横浜市栄区田谷町)
2023.11.08[ 神社 ]
鎌倉権五郎を祀る御霊社のうちのひとつ
田谷御霊社(横浜市栄区田谷町)
鎌倉権五郎を祀る御霊社のうちのひとつ「田谷御霊社(横浜市栄区田谷町)」。
詳しい創建年代は不明ですが、村岡の御霊神社より御分霊を勧請し創建されたと伝わっています。江戸時代には田谷村の鎮守としてお祀りされていました。
神社頒布の『田谷御霊社のしおり』内の縁起には、以下のように記されています。
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桓武天皇の曽孫高望王の五男平良文が東国平定に際して関東に至り、今の藤沢市宮前の村岡に居を構え、京極御霊宮を勧請して村岡御霊宮を祀ったと伝えられています。良文の玄孫村岡景政の時、村岡御霊宮は関東平氏五氏(鎌倉氏・梶原氏・村岡氏・長尾氏・大庭氏)の始祖を祀るようになり、鎌倉時代になると執権北条時頼の命により村岡御霊宮に景政(鎌倉権五郎景政)合祀し、祭神としました。村岡御霊宮は後に十三社に分霊、勧請されて周囲の郷の五霊神社、御霊神社として祀られました。田谷御霊社はその一つで、鎌倉時代から祭神を鎌倉権五郎景政として田谷の地で祭祀されて来ました。
社殿の傍らにあ祀る天照大神と日吉神社の祠は、大正12年村社昇格の際、遷座合祀されました。
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御祭神は、鎌倉権五郎景政。
現在は岸谷の杉山神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、JR各線「大船」駅。
村岡川沿いの道からの鳥居の眺め。
正面から。
拝殿前の鳥居と拝殿の眺め。
拝殿。
拝殿前の狛犬。
境内社の石宮。右は「天照皇大神」、左は「日枝社」。
MAP
神奈川県横浜市栄区田谷町1506