誕生八幡神社
2019.10.07[ 神社 ]
太田道灌によって勧請・創建されたと伝わる八幡さま
誕生八幡神社
太田道灌によって勧請・創建されたと伝わる「誕生八幡神社」。
文明年間(15世紀後半)、妻の懐妊に際し、太田道灌が筑前国・宇美八幡宮の御分霊を勧請し創建したと伝わっています。その後無事に産まれたことから「誕生八幡宮」と呼ばれ、安産の神として信仰されてきたと云います。明治維新後に「八幡神社」、そして戦後に現在の「誕生八幡神社」に改称されました。
御祭神は、誉田別命。相殿に、神功皇后・竹内宿禰。
宇美八幡宮は、神功皇后が三韓征伐からの帰途に応神天皇を産んだ地に建立された「安産の神」です。
最寄駅は、各線「目黒」駅。駅からすぐ。私はまだ行ったことがないのですが、「目黒のさんま祭り」においてはこちらの神社が会場の中心になっているそうです。
社標。
拝殿は2階です。
境内社の重箱稲荷神社。徳川三代将軍家光がこの近隣で鷹狩りを行なっていたところ、たかが帰ってこなかったそう。偶然この稲荷社を見つけた家光が弁当の重箱を供えて祈願したところ、その鷹が戻ってきた、という伝承が残っています(※家光のこの逸話は、目黒不動にもあるようです)。