高井戸第六天神社(杉並区高井戸西)
2024.11.10[ 神社 ]
旧上高井戸村の鎮守神
高井戸第六天神社(杉並区高井戸西)
鎌倉時代の創建と伝わる第六天「高井戸第六天神社(杉並区高井戸西)」。
詳しい御由緒は不明ですが、鎌倉時代の創建ではないかと伝わっています。江戸時代には旧上高井戸村の鎮守としてお祀りされていました。
杉並区教育委員会による案内板には、以下のように記されています。
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当社は旧上高井戸村の鎮守で、祭神は面足命、惶根命です。明治以前は第六天神社と呼ばれていました。
創立年代は明らかでありませんが、鎌倉時代の頃と伝わります。天保年間(1830~1843)に本殿、拝殿が焼失したため、しばらく仮殿が置かれましたが、安政3(1856)年に本殿が再建され、明治14(1881)年に拝殿が再建されました。昭和47(1972)年には、中央高速道路新設にともない、鉄筋コンクリート製の本殿の覆殿と幣殿が、新たに建てられました。
明治以前の祭日は11月22日で、宵宮になると農作業を終えた近所の人たちが、当番制で5人ずつ拝殿にこもり、お神酒を飲みながら世間話に興じ夜を明かしたということです。この「おこもり」の風習も昭和40年頃には途絶えてしまいました。また昭和の初め頃まで「雨乞い神楽」がありました。これはお祭りをすると必ず雨が降ると言えられていたため、日でりが続くとお祭りをして神楽を奉納しました。
令和6年3月 杉並区教育委員会
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上記の通り、現在の御祭神は、面足命・惶根命。
現在は下高井戸八幡神社の兼務社となっています。
最寄駅は、京王電鉄井の頭線「高井戸」駅。
神社外観。
正面の鳥居と社標。お詣りした日は、例祭が行われていました。
拝殿。
神楽殿。
拝殿前の狛犬。
MAP
東京都杉並区高井戸西1丁目7−2