宗延寺壽福稲荷大明神(杉並区堀ノ内)
2024.09.11[ 神社 ]
宗延寺の境内に鎮座しているお稲荷さま
宗延寺壽福稲荷大明神(杉並区堀ノ内)
江戸三大触頭のひとつと云われた宗延寺の境内に鎮座している「宗延寺壽福稲荷大明神(杉並区堀ノ内)」。
報新山宗延寺は、日蓮宗の寺院。16世紀末に江戸・浅草に移転後、江戸時代には江戸三大触頭のひとつとして人々の尊敬を集めたと云います。しかし明治初めに焼失し、1919年(大正8年)に現在地に移転しました。
江戸時代の1684年(貞享元年)、美濃青野藩の藩主・稲葉正休が、江戸城内にて時の大老・堀田正俊を刺殺するという「稲葉正休事件」が発生しました。この時に使用されたのが、「最後の虎徹」と呼ばれる初代虎徹作の脇差で、稲葉正休の墓が宗延寺にあることと関連するのでしょうが、この刀は現在宗延寺の寺宝として保存されています。
最寄駅は、東京メトロ丸ノ内線「東高円寺」駅。
宗延寺の入口。環七通り沿いにあります。
壽福稲荷は入ってすぐ右手にお祀りされています。
正面から。幟がいっぱい。
横からの全景。
社殿の扁額。
MAP
東京都杉並区堀ノ内3丁目52