宿河原稲荷神社(狛江市駒井町)
2023.02.24[ 神社 ]
多摩川の氾濫によってできた飛び地の名残
宿河原稲荷神社(狛江市駒井町)
多摩川の氾濫によってできた飛び地の名残「宿河原稲荷神社(狛江市駒井町)」。
現在神社のある地域は狛江市駒井町3丁目になっていますが、古くはその大半が現在の川崎市側にある「宿河原村」の一部でした。多摩川の氾濫による川筋の変更によって飛び地となった後も、北側(東京側)の人々は渡しを使って南側の畑に出向いて仕事をしていたと云います。東京に編入された後も、1982年(昭和57年)までは住所表記は狛江市宿河原でした。
こちらの神社の創建年代は定かではありませんが、1912年(明治45年)にこの地域の住民は駒井日枝神社の氏子になったということから、それ以前に創建されたものだと思われます。
最寄駅は、小田急小田原線「和泉多摩川」駅。徒歩約15分ほどでしょうか。
正面の鳥居。
社殿。
鳥居脇には、小さな石宮がありました。
境内のお狐様。
神社全景。
MAP
東京都狛江市駒井町3丁目24−4