龍祥山勝國寺稲荷
2019.01.06[ 神社 ]
名門の一族「吉良氏」の菩提寺に祀られたお稲荷さま
龍祥山勝國寺稲荷
龍祥山勝國寺の境内に祀られているお稲荷さま「龍祥山勝國寺稲荷」。
龍祥山勝國寺の守護神として祀られたのだそう。
龍祥山勝國寺は、「鎌倉公方の御一家」として知られた奥州吉良氏の菩提寺の一つ。吉良成高の時代に開山され、成高がこの地に館を構えてから以降は「蒔田殿」と呼ばれるようになりました。この時代は後北条氏が関東に勢力を拡大しており、政略結婚を通して後北条氏の傘下に入っていました。江戸時代には正式に「蒔田姓」を名乗っていましたが、江戸中期のあの「赤穂事件」による三河吉良氏の断絶を機に、再び吉良姓を名乗るようになったそうです。
最寄駅は、横浜市営地下鉄ブルーライン「蒔田」駅。
稲荷のある丘から見た勝國寺の境内の風景。