汁守神社(川崎市麻生区黒川)
2022.05.23[ 神社 ]
大國魂神社の末社と伝わる神社
汁守神社(川崎市麻生区黒川)
大國魂神社例大祭の「膳部」として汁物を奉納していたと伝わる「汁守神社(川崎市麻生区黒川)」。
創建年代は不明ですが、かつて武蔵国総社六所宮(現在の大國魂神社)の例大祭(くらやみ祭)に、御饌のうちの汁物を奉納していたことから、「汁盛(しるもり)」(汁盛明神)と名付けられたと云います。お隣の旧多摩郡真光寺村には同じく御饌を奉納していた「飯守神社」があり、ともに大國魂神社例大祭の「膳部(かしわでべ)」としての役割を担っていたようです。(汁守神社があるのは旧都筑郡黒川村・現在は川崎市麻生区黒川)。明治期に村内にあった八幡大神・八雲神社・日枝神社を合祀し現在の「汁守神社」と改称されました。
御祭神は、保食命・大己貴命。
現在は麻生の月読神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、小田急多摩線「黒川」駅。徒歩約5分ほど。
神社外観。
一ノ鳥居。
ニノ鳥居。木製の両部鳥居。
両部鳥居の脇の狛犬。仔が二頭というのは、珍しいかも。もう片方は仔は一頭でした。
ガマン様に支えられた手水鉢。
拝殿。
境内の奥に祀られている地神塔。
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神奈川県川崎市麻生区黒川1