篠原八幡神社(横浜市港北区篠原町)
2016.12.19[ 神社 ]
新横浜エリアの鎮守神「篠原八幡神社(横浜市港北区篠原町)」。
鎌倉時代に鶴岡八幡宮より勧請され「鶴崎八幡」として創建されました。当時は会下谷(えがやと・現在地より南に200〜300mほどの場所)でしたが、江戸時代に現在地に遷座しました。江戸時代には「若宮八幡」、さらに明治以降は「八幡大神(はちまんおおかみ)」と呼ばれていました。
境内の御由緒板には、以下のように記されています。
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篠原八幡神社は御鳥羽院の建久三年(西暦一、一九二年)に武蔵国太知波奈郡(橘樹郡)鈴木村の鎮守として鎌倉鶴岡八幡宮より勧請され鶴崎八幡と奉称し同村会下谷に始めて鎮斉された。寛永八年(西暦一、六六六年)更に社殿の再建されるに及び若宮八幡と奉称した。当時、鈴木村代官は伊奈半十郎との記録がある。後に鈴木村は篠原村と改称され、社名も八幡大神と奉称された。天保六年(一、八三五年)社殿の再建の為十年の年月を要したと謂われ現在の社殿構造は当時のものである。
大正十二年九月一日関東大震災の為被害を受け拝殿に傾きを生じ昭和三年拝殿の再建が行われ此のとき往右の草葺屋根を拝殿のみが始めて銅板葺と改められた。昭和四十八年、篠原地区(十町会)住民篤志者の浄財により本殿幣殿の修復工事実施に伴い、屋根は全部銅板葺となり郷土唯一の文化財として其の尊厳と美観を維持するを得たのは地区住民の喜びである。
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御祭神は、誉田別尊(応神天皇)。
最寄駅は、各線「新横浜」駅。徒歩約7・8分ほど。新横浜駅から南側の山(八幡山・これはこの神社があるから名付けられたんですね)の頂上まで歩くと、篠原八幡神社が現れます。高台からの見晴らしは素晴らしく、「初詣と初日の出」を楽しむにはもってこいの神社でしょう。
追記:
なんでもテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のロケに使われたそう。ドラマの進行とどういう関係があったのかは知りませんが、みなさん、よく調べられるんですね。。
追記2:
御朱印をいただいてきました。
追記3:
記事を書き換え、写真を追加しました。
神社外観。
正面の鳥居。
境内の参道を進むと、中ほどに狛犬が。
拝殿。
境内社の稲荷社。
御由緒板。
境内の風景。
篠原八幡神社。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
RICOH THETA SCによる360度画像(2018.12撮影)。
リンク
MAP
神奈川県横浜市港北区篠原町2735