新宿諏訪神社

2017.02.17[ 神社 ]

新宿諏訪神社

創建から1000年以上・源氏をはじめ多くの武将に篤く信奉された神社 新宿諏訪神社

9世紀の初めに小野篁(おののたかむら)により創建された「新宿諏訪神社」。1000年以上の歴史がある神社です。

当時は「松原神社」と呼ばれていました。奥羽街道の一部だった「松原街道」に面していたことからだそう。現在の「諏訪通り」がこれに該当すると思われますが、この道が奥羽へ続いていたのでしょうか。。ちなみに、この神社と穴八幡宮の中間あたりを南北に走っていたのが「旧鎌倉街道」。北へ向かうと「面影橋」に出ます。

その後源頼朝によって社殿が造営され、戦国時代には太田道灌が再建したと伝わっています。武将に篤く慕われたんですね。

もともとは大国主命・事代主命を祀っていたのですが、江戸初期に尾張徳川家初代藩主徳川義直が諏訪神を勧請し合祀され社殿も再建され、それ以来諏訪神社と改称。江戸時代にはこの周辺が鷹狩りの名所であったことから、徳川家光をはじめ徳川将軍家からも篤く信奉されていたそうです。

ここの手水舎には、古くから「諸病に霊験あり」と伝わる地下水が湧き出ているそう。

現在の社殿は昭和55年に再建されたもの。

最寄駅は東京メトロ副都心線「西早稲田」駅。徒歩1・2分ほどでしょうか。かつてはこの一帯はこの神社にちなみ「諏訪町」と呼ばれていました。今では早稲田大学や学習院女子大学がある「学生の街」となっています。でも昔と違って?今、学生がこのエリアに住むのはなかなか大変そうです。。

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