菊野台八剱神社(調布市菊野台)

2024.04.29[ 神社 ]

村の開拓者を称え佩刀を神宝としてお祀りしている神社 菊野台八剱神社(調布市菊野台)

14世紀創建・開拓の功績を称え八つの佩刀を神宝として奉納したと伝わる「菊野台八剱神社(調布市菊野台)」。

創建年代は不明ですが、建武年間(1334年〜1336年)にこの地を開拓した8名の功績を称え、その佩刀を神宝として奉納したことから「八剱(やつるぎ)神社」と称したと伝わっています。

境内の御由緒板には、以下のように記されています。

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祭神
鈴木藤四郎義春 鈴木源五郎義賢 鈴木平六郎義尚 鈴木秀太郎義澄 鈴木勘次郎義宣 大竹重郎信昭 大竹新吾政親 大竹甚兵衛政康 各神靈

配神
素盞鳴大神 伊奈半左衛門 神靈

当社本殿八座の祭神は往古鎌倉幕府家臣建武年間掻擾より以来、漸く瓦解に及び遂に此の地方に在住し原野を開き初めて一村大町を起す。因て村民創業乃功労を称賛し、右八名の佩刀を神宝として産土神に奉祀する。因て八剱神社と称した。
配祀奉る素盞鳴大神由緒不詳創建時代と云われる左社殿に祀る伊奈半左衛門神靈は文政年間の頃、当村の代官であり、其初め飢饉により村民悉く疲弊に及び半ば潰家に陥った其の辛苦を憐んで金弐百両程助成下されその金功に因り従前の安穏に復し、繁栄の基は此神靈の功恩なり。故に伊奈神社と尊敬し相殿に配祀された。

平成五年十月吉日

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現在は青渭神社の兼務社となっているようです。

最寄駅は、京王電鉄京王線「柴崎」駅。徒歩約5分ほど。

正面の鳥居。

手水舎。

御由緒板。

拝殿。

境内社。

境内社。

拝殿前の狛犬。

鳥居の扁額。

MAP

東京都調布市菊野台3-42-1

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