新橋鹽竈神社
2018.04.20[ 神社 ]
仙台藩伊達家の上屋敷に祀られていた邸内社が起源の神社
新橋鹽竈神社
仙台藩伊達家の上屋敷に祀られていた鹽竈神社が起源の「新橋鹽竈神社」。
1695年に、当時の仙台藩藩主だった伊達綱村が、陸奥国一宮の鹽竈神社から御分霊を勧請し、汐留にあった江戸上屋敷に祀ったのが始まりと云われています。江戸末期の1856年に、中屋敷のあった現在地に遷座しました。
現在地に遷ってからは一般庶民も参拝できるようになりました。特に安産のご利益があると云われていたそうです。
御祭神は、鹽土老翁神・武甕槌神・経津主神。
ちなみに勧請元の鹽竈神社では、武甕槌神・経津主神は「東北を平定した神」という位置付けで、鹽土老翁神は両神を先導し、平定後はこの地にとどまりこの地域に製塩を伝えた神として祀られているそう。ということは、東北土着の神様ではなく、全て「外」からやってきた神様なんですね。。
最寄駅は、各線「新橋」駅。徒歩5分ほど。
境内社の稲荷社。
社標。
境内の一部は現在「塩釜公園」となっています。