下和泉鯖神社(横浜市泉区和泉町)
2023.08.27[ 神社 ]
慶長年間創建・相模七左馬のひとつ
下和泉鯖神社(横浜市泉区和泉町)
慶長年間創建・相模七左馬のひとつ「下和泉鯖神社(横浜市泉区和泉町)」。
詳しい創建年代は不明ですが、慶長年間(1596年〜1615年)に地元の郷士・清水、鈴木の両氏が勧請したと伝わっています。正式名称は「鯖神社」ですが、境内の案内板には「下和泉鯖神社」と書かれています。またこの地域の名称から「鍋屋鯖神社」とも呼ばれているようです。
境内に掲示されている御由緒には、以下のように記されています。
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祭神は 贈従二位大将軍
左馬頭源満仲 甲冑帯剣乗竜馬神
勧進社は
官名をとりたて左馬神社と言う
後に国政改革により鯖神社に改名する
相模の国に左馬神社七社ありこれを相模七左馬と言う
他の六社同様に古い歴史を有し
建立期は慶長年間【西暦一五九六年〜】で四〇〇年以上経ています
社殿に掲示されている【鯖大明神】の額は 天保七年五月に 時の神祇管領卜部朝臣良長が参向の際に奉納したもので 昔からかなり格式が高い神社であった事が分かります
例大祭は毎年九月九日 近年では前後の土日に催行しています
参考文献 泉区の歴史
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御祭神は、左馬頭源ノ満仲。他のサバ神社は源義朝を御祭神としているのに対し、和泉にある三社(上和泉左婆神社・中之宮左馬神社・そして下和泉鯖神社)は源満仲(多田満仲)を御祭神としています。
現在は中田の御霊神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、横浜市営地下鉄ブルーライン「下飯田」駅。徒歩約15分ほど。
神社前の参道。民家の間を進んでいきます。ちなみに参道は西側にあります。
正面の鳥居。
石段を登った先の眺め。
拝殿。こちらも西向き。
拝殿に掲示されている御由緒。
境内社。
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MAP
神奈川県横浜市泉区和泉町705