椎木稲荷大明神(文京区西片)
2025.10.03[ 神社 ]
小十人町番屋にお祀りされていたお稲荷さま
椎木稲荷大明神(文京区西片)
江戸時代に小十人町番屋にお祀りされていたお稲荷さま「椎木稲荷大明神(文京区西片)」。
小十人町は、江戸時代、徳川将軍家の身辺警護を務めていた「小十人(こじゅうにん)」という職にあった人々が住んでいた場所。現代で言えば総理大臣のSPに当たるでしょうか?その番屋にお祀りされていたと伝わっています。
祠の横にある案内板『小石川小十人町番屋の跡』には、以下のように記されています。
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徳川幕府時代、万治年間(一六五八〜六一) ここら周辺は小十人町及びその番屋の跡地であった
小十人町は身分こそ低いが徳川将軍家が江戸から他の地へ行く場合 身辺警護にあたった由緒ある家柄の持主達が住んでいた
なお角地には番屋が建てられており豊川稲荷が祭られていた これは豊川稲荷を信仰していた大岡越前守の影響であろうかと推察される
大岡越前はその下屋敷をい小石川高田豊川町(日本女子大学隣)に持っていたことを附記しておく
昭和六十年十目
文京歷史研究会
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最寄駅は、東京メトロ南北線「東大前」駅。
外観。
『小石川小十人町番屋の跡』案内板。
近影。
MAP
東京都文京区西片1丁目19