左内弁財天(世田谷区桜上水)
2024.01.15[ 神社 ]
鈴木左内家によって祀られたのが起源と伝わる弁財天
左内弁財天(世田谷区桜上水)
江戸時代に上北沢村の名主だった鈴木左内家によって祀られたと伝わる「左内弁財天(世田谷区桜上水)」。
創建年代は不詳ですが、かつてこの辺りには池があり、そのほとりに鈴木左内家によって祀られていたのが起源と伝わっています。やがて池はなくなり、祠は先の戦災で焼失しましたが、戦後に北沢川が暗渠化された際に、地元の方々の要望により現在地に再建されたそうです。
鈴木左内家と弁財天については、井の頭池の龍神が鈴木左内家の娘を見初め、娘も(人の姿に変えて現れた)龍神を恋するようになり、やがて井の頭池に身を投げたところ龍神が現れ娘と共に池に消え去ったという逸話があり、それ以降鈴木左内家では弁財天を祀るようになったと云われているとか。
最寄駅は、京王電鉄京王線「桜上水」駅。私は小田急小田原線「経堂」駅から向かいましたが、徒歩約10分ちょっとでした。
MAP
東京都世田谷区桜上水3−17−5