小山田神社（町田市下小山田町）

小山田氏による創建と伝わる、旧下小山田村櫻ヶ谷の鎮守「小山田神社（町田市下小山田町）」。

矢部町にある箭幹八幡宮の『箭幹八幡宮記』には、こちらの神社について、小山田有重（小山田義重とも？）の妻だった宇都宮友綱の娘が、義重に寵愛されていた戸井田庄司の娘に嫉妬し長池に身を投げたので、その怨念を鎮めるために祀った、という記述があり、それに基づいてか、『新編武蔵風土記稿』にも「内御前社（うちのごぜんしゃ）」と記されています。江戸時代には旧下小山田村櫻ヶ谷の鎮守としてお祀りされていました。

現在の御祭神は、天照皇大神。

最寄駅は、JR横浜線「淵野辺」駅、あるいは小田急多摩線「唐木田」駅。どちらからも徒歩だと30分以上かかります。

境内へと向かう参道。周囲は水田（稲田）ではなく、ハス田なのだそう。

拝殿前の鳥居。

拝殿。

拝殿前の狛犬。

こちらには、合祀された各神社の御神像がお祀りされているようです。

境内社。

石宮や庚申塔等の石塔群。

ハスの葉や花がある時にぜひ再訪してみたいです。。