上根神社(町田市下小山田町)

2024.03.06[ 神社 ]

下小山田内の神社を戦後に合祀してできた神社 上根神社(町田市下小山田町)

下小山田内の神社を戦後に合祀・かつては小山田城跡内にお祀りされていた「上根神社(町田市下小山田町)」。

下小山田地区内にあった、江戸時代創建と伝わる宇都社・天王社・古金社・白山社・住吉明神の五社を合祀し、1965年(昭和40年)に「上根神社」(かさねじんじゃ)として創建されたそう。当初は小山田城跡内にあったのですが、2004年(平成16年)に現在地に遷座しました。

境内にある『上根神社移築記念碑』内「由緒」には、以下のように記されています。

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下小山田の地には古くより、堀ノ内(小山田城跡内)に宇都社[ 万治三年(一六六〇年)三月創建、小川家、清水家、中丸家の守り神 ]と天王社(悪疫退散・五穀豊穣)、山ノ端に古金社[ 天和二年(一六八二年)九月創建、薄井家の守り神 ]、南沢に白山社[ 享保四年(一七一九年)九月創建、小沢家の守り神 ]、山谷台に住吉明神[ 嘉永三年(一八五〇年)創建、中丸家、臼井家の守り神 ]があった。
第二次世界大戦後の昭和二十五年(一九五〇年)五月十四日に五社が合祀され、地名を冠した「上根神社」が小山田城跡内の南山中に創建されたのは、昭和四十年(一九六五年)五月二十八日である。
以後、上根地域の鎮守として広く尊信されてきたが、宗教行事が神社境内だけで、遂行できない等の事由により移築用地を検討したところ、大泉寺と等積交換(事前に境内用地を八十坪購入して弐百七十七坪にした)することが合意に達し、氏子の賛同を得て移築にとりかかり、平成十六年(二〇〇四年)十二月十八日に、氏子一同相計りて此の地に移築し、荘厳な社殿を再建して恙なく遷座式が執り行われた。
この移築に際して、氏子一同一丸となって英知を結集し、また先代からの資金の蓄積と大勢の方からの奉納により、本社殿及び社務所・神楽殿が、平成十七年(二〇〇五年)三月吉日に落成した。此の歴史を後世に伝承するために本記念碑の建立となった。

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御祭神は、宇津姫命・金山彦命・白山姫命・表筒男命・中筒男命・底筒男命・息長帯姫命・猿田彦命。また八坂神社を本宮内にお祀りしているとのことで、その御祭神として牛頭天王(素戔嗚尊)。

最寄駅は、小田急多摩線「唐木田」駅。徒歩だと、約40分ほどでしょうか。。

神社外観。

拝殿前の鳥居。

拝殿。

拝殿前の狛犬。

MAP

東京都町田市下小山田町332−13

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