御林稲荷社(文京区千駄木)
2025.01.19[ 神社 ]
千駄木西林町会の守護神
御林稲荷社(文京区千駄木)
千駄木西林町会の守護神としてお祀りされている「御林稲荷社(文京区千駄木)」。
創建年代は不明ですが、古くから駒込天祖神社の末社だったと言われており、現在は飛地境内社となっているようです。
境内前に掲げられている文京区による案内板『旧町名案内・旧駒込林町』には、以下のように記されています。
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千駄木山の内で、千駄木御林といった地である。
上野寛永寺創建の後、この林地を同寺の寺領とし徳川家霊廟用の薪材をとらせた。
延享3年(1746)開墾して畑とし、後その内に宅地を設けて御林跡と称えた。当時は下駒込村に属していた。
明治2年、分かれて1か町として、駒込千駄木林町とした。
同24年、元下駒込村の内、団子坂、上笹原を併合した。
同44年には千駄木をとり駒込林町と改称した。町内には、高村光雲(彫刻家、1852~1934)、高村光太郎(詩人・彫刻家、1883~1956)父子や、宮本百合子(小説家、1899~1951)が住んでいた。
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現在は千駄木西林町会の守護神としてお祀りされています。
最寄駅は、東京メトロ南北線「本駒込」駅。
表通りから路地に入ったところからの風景。
神社外観。
境内の様子。
社殿。
『旧町名案内・旧駒込林町』案内板。
MAP
東京都文京区千駄木5丁目6−13