野毛六所神社
2019.10.23[ 神社 ]
洪水により流れ着いた祠を祀ったのが起源
野毛六所神社
洪水により流れ着いた祠を「六所明神」として祀ったのが起源と伝わる「野毛六所神社」。
その昔、多摩川の洪水が会った時に、上流から流れてきた祠がこの地にあった榎の枝にかかったそう。流れてきた方角(上流)が府中だったことから、村民がこれを「六所明神」として祀ったのが起源と伝わっています。一説には、江戸時代初期元和年間の創建と云われています。
明治期の一村一社政策により、旧下野毛村の鎮守だった天祖神社に山際神社・日枝神社・八幡神社・北野神社が合祀、さらにこの天祖神社が六所明神に合祀され、その際に現在の「六所神社」に改称されました。
現在の御祭神は、伊弉諾尊・伊弉冉尊・天照皇大神・誉田和気神・大山都見神・菅原道真命。
最寄駅は、東急大井町線「等々力」駅。徒歩15分ほどでしょうか。
創建の経緯とは異なり(?)かなり立派な社殿が印象的な神社です。境内も広いまま維持されている気がします。また二子玉川駅から多摩川駅にかけてある神社の中では、(川沿いの多摩川浅間神社を除くと)多摩川西岸を望むには最も見晴らしの良い神社ではないかと思います。
正面の鳥居と社標。
境内社の水神社。
境内社の北野神社。