金刀比羅宮(中央区日本橋中洲)
2018.07.24[ 神社 ]
戦後に再興した日本橋中洲のこんぴらさん
金刀比羅宮(中央区日本橋中洲)
明治初期に祀られた琴平宮が起源と伝わる「金刀比羅宮(中央区日本橋中洲)」。
明治初期の日本橋中洲の埋め立てに伴い、この地に祀られた船玉琴平宮が起源と言われています。その後関東大震災により焼失し、長らく再建されなかったようですが、戦後に改めて香川の金刀比羅宮より御分霊を奉斎し現在の「金刀比羅宮」として再建されました。
もともと日本橋中洲は江戸時代に一度埋め立てられ、「中洲新地」として繁盛したようですが、1789年に取り壊され、明治期に改めて周囲を埋め立てられました。現在のように周囲と完全に陸続きになったのは昭和47年(1972年)といいますから、ごく最近のことなんですね。
最寄駅は、東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅。
鳥居と社標。
社標には「金刀比羅宮」と並び「慈愛地蔵尊」と書かれています。
こちらが「慈愛地蔵」かと思われます。