妙見寺北辰妙見宮(稲城市百村)
2025.12.06[ 神社 ]

武州・百村の北辰妙見様
妙見寺北辰妙見宮(稲城市百村)
「武州・百村の北辰妙見様」として親しまれている「妙見寺北辰妙見宮(稲城市百村)」。
創建は760年(天平宝字4年)、妙見宮として創建されたと伝わっています。僧・道忠が勅命によりこの地において伏敵祈願を行ったところ国難が消滅したと云い、道忠自刻の妙見像を安置し奉ったのが起源で、1112年(天永3年)に別当として妙見寺が建立されたそう。現在では「武州・百村(もむら)の北辰妙見様」として親しまれています。また妙見寺は多摩川三十四ケ所観音霊場巡りの第三十番札所にもなっています。
明治期の神仏分離令により多くの寺社が切り離されましたが、こちらは神仏混交の寺院のまま、現在までお寺と神社(妙見宮)が併存して信仰を保ってきています。正式には「北辰妙見尊」なのかも?ですが、当サイトでは「北辰妙見宮」としました。
最寄駅は、京王相模原線「稲城」駅。鳥居までは、徒歩約5分ほど。

左に見えるのが妙見宮の一ノ鳥居。右奥に見えるのが妙見寺の山門。

最初の石段を登ると、注連縄鳥居とニノ鳥居が見えてきます。

ニノ鳥居脇にある小祠。境内社でしょうか?中には、祠の左右に布袋様と寿老人の像が安置されていました。

こちらもニノ鳥居のそばにある、境内社の稲荷社。

参道の石段の途中から。ニノ鳥居から頂上までは約九十段ありました。

頂上の境内の眺め。

社殿。江戸時代中期・1703年(元禄16年)に建立されたもの。

社殿の鰐口と扁額。

1823年(文政6年)建立の筆塚。

社殿横、塚のように盛り上がったところにある石宮。こちらの詳細はわかりませんでした。。

リンク
MAP
東京都稲城市百村1588









