上田妙法稲荷神社
2017.05.11[ 神社 ]
江戸後期創建・かつて「蛇稲荷」として慕われたお社
上田妙法稲荷神社
江戸後期に建立された「上田妙法稲荷神社」。洪水被害からの再興にあたり、京都の伏見稲荷大社を勧請し大松の元に社殿を建立したと伝わっています。この松の根元には白蛇が住み、神の使いと云われたことから「蛇稲荷」と呼ばれ信仰を集めていたそう。
その後関東大震災で社殿も松の木も焼失、さらに先の戦争でも焼失してしまいましたが、昭和31年に現在の社殿が再建されました。
最寄駅は京急空港線「糀谷」駅。徒歩15分ほど。今は「住宅街の中にある公園」といった趣ですが、おそらくかつての境内をそのまま維持し、そこに公民館や公園施設を設置しているのだと思います。現在は羽田神社の兼務社となっていますが、時代が変わり状況が変わっても地域の中心として根付いていることが窺える神社です。
近年羽田エリアで行われている「羽田七福いなりめぐり」のひとつ。