御田八幡神社

2017.04.12[ 神社 ]

御田八幡神社

奈良時代に「東国鎮守の神」として祀られた社 御田八幡神社

709年に牟佐志国牧岡(現在の港区三田一丁目付近)に創建された式内社「稗田神社」が起源の「御田八幡神社」(※稗田神社については諸説あります)。東国鎮守の神として祀られました。その後1011年に武蔵国御田郷久保三田に遷座し「綱八幡」と称し、江戸時代に入り現在地に遷座しました。

明治期の神仏分離により三田八幡神社、さらに現在の御田八幡神社に改称。先の戦争で空襲により焼失し、現在の社殿は昭和29年に再建されました。

御祭神は誉田別尊、相殿に天児屋根命、武内宿禰命。江戸八所八幡宮のひとつに数えられています。

最寄駅は都営地下鉄浅草線・三田線三田駅。徒歩5分ほど。旧東海道沿い(現在の第一京浜)に位置しています。かつては東海道の先はすぐに海だったので、江戸湾を望む高台に位置する絶好のロケーションだったと思われるのですが、場所が場所なだけに?もともと境内だったと思われる場所も含め現在の周囲はビルばかり。それでも、脇(裏山)には亀塚公園もあり、往時の「面影」を感じることはできます。

境内末社の稲荷神社・御嶽神社

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