明治神宮
2016.11.07[ 神社 ]
初詣参拝客数全国一・当時の叡智を結集して造られた「代々木の杜」も必見
明治神宮
明治天皇を偲び建立された「明治神宮」。
明治天皇崩御の後、当時の東京市民からの強い要望によって明治神宮は造られました。
もともと彦根藩藩主井伊家の下屋敷だったこの地は森など存在しない「荒地」だったそう。神社設営にあたり、日本各地や朝鮮半島・台湾からの献木365種約12万本が、造園に関する当時の一流の学者によって計画的に植えられました。「100年後には手入れや施肥など皆無で永遠の森が形成される」ことを目指した壮大な実験だったそうです。そして今や「代々木の杜」は、今や隣接する代々木公園と合わせ「都会のオアシス」へと変貌しました。
本殿は太平洋戦争中に空襲によって焼失し、現在の本殿は戦後に立て直されたもの。それでも荘厳さというか、神聖な空気感というのは他の神社を圧倒するものがあります。
御祭神は明治天皇と昭憲皇太后。現在では何と言っても初詣参拝客数ナンバー1。毎年三が日だけで約300万人が初詣にやってきます。普段も特に海外からの観光客で賑わっており、「日本の神社」の象徴的存在です。