久が原西部八幡神社

2020.02.22[ 神社 ]

久が原西部八幡神社

8世紀創建・六郷領久ヶ原村の鎮守として祀られていた神社 久が原西部八幡神社

8世紀創建・六郷領久ヶ原村の鎮守として祀られていた「久が原西部八幡神社」。

765年、豊前国・宇佐八幡宮の御分霊を勧請し創建されたと伝わっています。江戸時代に久ヶ原村が2つに別れたことにより、それぞれに八幡神社が祀られ、こちらは六郷領久ヶ原村の鎮守として祀られていました。

「社殿御造営記念」と書かれた石碑にある「由緒」には、以下のように記されています。

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神護元年九月(七六五年)豊前の国 宇佐八幡宮の御分霊を勧請 武蔵の南端久が原台地(弥生時代の集落地)の住民の鎮守として、尊崇せられ、徳川入国以来 久我原は二分され、当社は六郷領鎮守となり 明治六年(一八七三)村社に指定された。旧社殿(銅萱葺権現造五二、八九平方米)は、文化七年七月約百七十年(一八一〇)前の御造営にして、長年月を経しにより、諸所に朽損の箇所多く 今度氏子の奉賛により 新らしく社殿が御造営され 且つ篤志家の奉納により 手水舎をはじめ境内工作物、殿内調度備品等一切が完備した。「社殿は地鎮祭 昭和五十二年十一月二日、上棟祭 昭和五十三年七月二十八日、正遷座祭 昭和五十四年九月十三日にそれぞれ斉行した 九月十四日より十六日迄竣工奉祝祭例大祭が執行され 奉祝稚児行列、御神輿の渡御、奉納演舞、演芸等 神賑が盛大に行なはれた。」

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御祭神は、誉田別之大神。現在は徳持神社の兼務社となっています。

最寄駅は、東急池上線「久が原」駅。徒歩10分ほど。

東向きの鳥居の先からの風景。地域の鎮守らしく、高台に鎮座しているのがわかります。

鳥居と社標。

御由緒の記された石碑。

境内社の稲荷社。

境内にある「三等三角点」。

久が原西部八幡神社。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

RICOH THETA SCによる360度画像(2020.1撮影)。

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