小机富士
2020.08.27[ 神社 ]
小机城址の中に佇む富士塚
小机富士
小机城址の中に佇む富士塚「小机富士」。
創建年代や御由緒は不明ですが、「富士仙元大菩薩」と書かれた石碑は文久元年(1861年)のもの。小机城址公園の中でもおそらく一番高い場所に設置されています。見た目は人工的に盛られたようにも思うのですが、情報は得られませんでした。。
ちなみに小机城は15世紀前半に築城されたと云われる平山城。「長尾景春の乱」において太田道灌が攻略し、長尾景春側についた豊島氏はこの地で滅亡したと伝わっています。
最寄駅は、JR横浜線「小机」駅。徒歩10分ほど。地図上では西側から向かうのが良さそうに見えるのですが、こちら側は「私有地につき立ち入り禁止」の張り紙があるので、東側から行って、第三京浜下のトンネルを潜って向かいましょう。
第三京浜下のトンネルを通過すると、右手に階段が。
スゴいところを登っていると、この時感じていたのですが、、実はまだまだ序の口。
ここが小机富士の登山口。こうやってみると小高い「山」のようになっているのがわかりますが、普通に歩いていると見逃してしまうかも?
登山口の足元にあった石碑。「小御嶽石尊大権現」と刻まれていました。
頂上にある石碑。「富士仙元大菩薩」と刻まれています。お詣りした日が雨が降った翌日だったためか?富士塚の山頂付近はとても滑りやすくなっており、特に降りる際にはかなり難儀しました。。コンディションによってはかなり注意が必要です。
左側にも何かあったような?もしかしたら、登山口で見た石碑はもともとここにあったのかもしれません。。