幸徳稲荷神社
2017.11.07[ 神社 ]
山城国淀藩の屋敷神が起源・小川町の鎮守神として崇敬されてきた神社
幸徳稲荷神社
山城国淀藩の江戸小石川中屋敷に祀られていた稲荷社が起源と伝わる「幸徳稲荷神社」。
江戸期には「鍛冶屋稲荷」と呼ばれており、藩主・稲葉家が代々五穀豊穣・武運長久を祈願したと伝えられています。
明治期になり改めて伏見稲荷大社より御分霊を勧請し小川町の鎮守神として「幸徳稲荷神社」として建立されました。先の戦争でも戦災を免れたそう。
御祭神は宇迦之御魂神。
現在はビルの一角(2階の軒先)に鎮座しているのですが、経緯を知ると今でも地元の方々に崇敬されていることが伺えます。
最寄駅は都営地下鉄「小川町」駅、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅。