天照大神(横浜市港南区港南)
2021.09.12[ 神社 ]
かつて笹下郷の総社だったと伝わるお社
天照大神(横浜市港南区港南)
かつて笹下郷の総社だったと伝わる「天照大神(横浜市港南区港南)」。
創建年代は不明ですが、天正年間(1573〜1592年)以前の創建と云われています。かつては笹下郷の総社だったと伝えられています。江戸時代には「太神宮」と称していました。
現在の御祭神は、大日孁貴尊・天太玉命・素戔嗚命・源義家・火産霊命・埴山姫命・倉稲魂命・厩戸皇子命・間宮豊前守祖先霊。大日孁貴尊以外は、明治期に合祀された安房洲神社・八坂神社・若宮八幡社・榛名神社・稲荷神社・杉山神社・御霊神社の御祭神だと思われます。
御祭神の名にも出てくる間宮氏は、宇多源氏佐々木氏の流れを汲む一族で、出身地である「近江国篠箇(ささげ)郷」に因みこの地を「笹下(ささげ)」と名付けたと伝わっています。ここを本拠地として戦国時代は後北条氏、そして後北条氏滅亡後は徳川氏に仕えました。子孫にはあの間宮林蔵がいます。また現在神社のある場所は間宮氏の居城だった笹下城の出城・松本城があったと云われています。
現在は森浅間神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は。横浜市営地下鉄ブルーライン「港南中央」駅。徒歩約10分ちょっと。
住宅街の中にある参道。現在一帯は住宅が密集していてやや?わかりにくいのですが、完全に「小山」です。その頂上に神社があります。
境内前にある鳥居。
拝殿。
境内の狛犬。
MAP
神奈川県横浜市港南区港南5丁目12−8