大蔵稲荷(横浜市神奈川区幸ケ谷)
2022.09.10[ 神社 ]
滝の川沿いの住宅街の中に佇む小祠
大蔵稲荷(横浜市神奈川区幸ケ谷)
滝の川沿いの住宅街の中に佇む小祠「大蔵稲荷(横浜市神奈川区幸ケ谷)」。
創建年代や御由緒等、詳細は残念ながらわかりませんでしたが、この場所はかつては(現在お隣にある)宗興寺の境内だったようなので、もしかしたら宗興寺にお祀りされていたのかもしれません。ちなみにこの宗興寺、横浜開港の頃にはあのヘボン博士が施療所を開設していたのだそう。
最寄駅は、京浜急行本線「神奈川」駅。徒歩約5・6分ほど。「京急東神奈川」駅からも近いです。
こちらは同じ通りにある「神奈川の大井戸」。説明板には、以下のように記されています。
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この井戸は、江戸時代には東海道中の名井戸に数えられ、当時は宗興寺を「大井戸寺」と呼ぶほどであったといわれている。
江戸初期には神奈川御殿に宿泊する徳川将軍のお茶の水に充てられたと伝えられ、また、開港後には宗興寺に滞在したアメリカ人宣教医シモンズやヘボンもこの井戸水を使用している。
また、この井戸の水量の増減によって翌日の天気を知ることができるといわれ、そのため「お天気井戸」とも呼ばれた。
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「神奈川の大井戸」と大蔵稲荷の位置関係は、こんな感じです。
MAP
神奈川県横浜市神奈川区幸ケ谷11−8