金神神社(川崎市麻生区白鳥)

2022.04.26[ 神社 ]

金神神社(川崎市麻生区白鳥)

富士講を起源にもつ扶桑教による神社 金神神社(川崎市麻生区白鳥)

富士講を起源にもつ扶桑教による神社「金神神社(川崎市麻生区白鳥)」。

神社は、麻生川支流の小川沿いの古沢集落のある谷戸を抜けた、小山の頂上にあります。創建年代や御由緒等、詳細は残念ながらわかりませんでした。

扶桑教は、富士講を束ね設立された「富士一山講社」を起源とする教派神道の一派。世田谷区松原に本宮(太祠)があります。

御祭神は、天祖参神・金山比古命・金山比女命。

最寄駅は、小田急多摩線「栗平」駅。徒歩約10分ほど。

駐車場のような空間の脇に、拝殿へと続く参道(階段)があります。

参道の途中にある手水舎。

鳥居と拝殿。

右側の覆屋の中にあるのは、大黒天像。『福寿大黒天 大黒天の由来』と書かれた案内板には、以下のように記されています。

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三俵の大黒天とも呼ばれ、三俵俵上七尺七寸青欅の巨木一刀彫りで国内唯一のお姿である
飛騨生まれの彫刻師 玉山最後の作とすべく三年に渡り之を彫刻し、完成と同時に他界す
玉山七十七才 七月十七月江戸中期の事であつた
その後、代々甲州の中村家に奉られておりましたが、大正末期に牛車にて六日間かけて移送され当神社に御遷座に至る
四代目の神官 山田裕道が大国主の命の御神霊を入魂し、以来事業繁栄と家内安全の御守護神として多くの人に崇め奉られ現在に至る
又、その御神願は何一つ曇りなく慈悲と福徳に満ち溢れ、参拝する人々の襟を正し、自信と精神の安らぎを与え現世の人々に幸福と開運を授け給う事数知れず
その御威徳の深さと偉大さに奉斎する信徒 全国に数多い

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『奉剣堂』と書かれた小祠。

MAP

神奈川県川崎市麻生区白鳥4丁目3−10

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