北方皇太神宮
2021.06.18[ 神社 ]
12世紀創建・旧北方村の鎮守神
北方皇太神宮
横浜・山手一帯の鎮守神として祀られてきた「北方皇太神宮」。
12世紀初めの天永年間の創建と伝わっています。かつては高台にこちらの神社が祀られていたことから、その高台は伊勢山と呼ばれていたそうです。以来、北方村(現在の山手一帯)の鎮守として祀られてきました。しかし江戸末期の横浜開港に伴い、この一帯が外国人居留地となったことで、現在地に遷座しました。
境内に掲げられている「皇太神宮由緒書」の「由来」には、以下のように記されています。
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創建由来不詳なれど天永年間(一一一〇〜一一一二)勧請。
新編武蔵風土記稿(一八二八)に「北方村字泉谷に太神宮あり」があり、本郷村の北に位置した北方村の皇太神宮は、横浜山手の高台に元は鎮座し、慶応年間、外国人居留地となり、明治三年(一八七〇)現在地に遷座した。
北は横浜港を眺め、南は根岸森林公園を望み、東西に本牧、元町に通ずる山手地域と周辺の鎮守です。
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御祭神は、天照皇大御神。
最寄駅は、JR根岸線「山手」駅。徒歩約12分ほど。
神社正面の鳥居。
拝殿。
境内社の福徳稲荷神社。
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神奈川県横浜市中区西之谷町73