熊野神社(横浜市戸塚区川上町)
2022.07.31[ 神社 ]
平安時代初期創建と伝わる古社
熊野神社(横浜市戸塚区川上町)
平安時代初期創建と伝わる古社「熊野神社(横浜市戸塚区川上町)」。
829年(天長6年)に川上村内に創建されたと伝わっています。しかし明治期にあった鉄道敷設に伴い現在地に遷座しました。この時に村内に祀られていた五霊大神を合祀しました。
境内にある『熊野神社沿革』という石碑には、以下のように記されています。
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熊野神社は天長六年九月二十九日川上村後山田字番匠給に地域住民の守護神として創建され祭神は伊弉諾尊伊弉冉尊である。例祭は毎年十一月二十三日に行われてきた。
現在の熊野神社は明治二十九年東海道線鉄道の副線が建設されるにあたり境内の一部が鉄道用地となった為字五反田三百十八番地の共有地の寄付を受けて明治三十年四月十二日に移転した。この時字高用坊八百八十四番地にあった五霊大神を合祀した。拝殿は移転の時に新築され奥殿及び中宮三体は熊野神社より移転された。例大祭は移築された日を記念し毎年四月十二日に改められ其の他祈念祭二月二十六日感謝祭十一月二十六日と定められた。境内には旧熊野神社並に五霊大神境内及び各地に散在していた地神塔道祖神等諸祭神の碑が集められて合祀されている。その后地域の発展開発にともない念願であった東海道線東戸塚駅開業を記念し昔の下講中上講中の人々で境内の一部を整備し沿革記念碑をここに建立する。
昭和五十六年四月十二日
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御祭神は、伊弉那岐命(伊弉諾尊)・伊弉那美命(伊弉冉尊)。
現在は、横濱水天宮・太田杉山神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、JR横須賀線「東戸塚」駅。徒歩約10分ほど。
神社入口。
入口の社標。
参道の中ほどにある鳥居。
境内の様子。
拝殿。
拝殿横の石塔群。
MAP
神奈川県横浜市戸塚区川上町318