谷津浅間神社(横浜市金沢区谷津町)

2022.12.07[ 神社 ]

平安時代創建・江戸時代には谷津村の鎮守 谷津浅間神社(横浜市金沢区谷津町)

藤原道長によって創建されたと伝わる「谷津浅間神社(横浜市金沢区谷津町)」。

社伝によると、平安時代の寛仁年間(1017〜1020年)に、この地を訪れた藤原道長によって浅間大神が勧請され創建されたと云います。江戸時代には谷津村の鎮守として祀られていました。

御祭神は、木花開耶姫尊。

現在は瀬戸神社の兼務社となっているようです。

最寄駅は、京浜急行本線「金沢文庫」駅。徒歩約5分ほど。これは下の鳥居までの時間。ここから、全部で百七十段!の階段を登った先の、小山の頂上に鎮座しています。

谷津浅間神社(横浜市金沢区谷津町)写真

正面の鳥居。ここから長〜い石段を登っていきます。

谷津浅間神社(横浜市金沢区谷津町)写真

ゼェゼェ言いながら登ると、奥に社殿が見えてきます。

谷津浅間神社(横浜市金沢区谷津町)写真

頂上にある拝殿。

谷津浅間神社(横浜市金沢区谷津町)写真

『浅間神社石段改修竣工記念』碑。以下のように記されています。

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御祭神 木花開耶姫尊

神代紀に曰、天孫の曰はく、汝が懐める所の者は、吾が子にあらじとのたまふ。木花開耶姫、念り恨みまつりて曰く、妾が娠めるところ、若し天孫の胤にあらずば、必ずまさに焼け滅びなむ。寶に天孫の胤ならば火も害ふこと能はじといふ。戸室を作りて、其の内に入り居理、火を放けて室を焼く。煙の内より三子生ず。火、少しも害ふ所なし。ゆえに、安産を称へ奉り、并に火災を除き、無寶の難を救ふ守護神なり。従って保食神より五穀を傳へ、狭名田の稲を以って天甜酒を醸す。又蚕を養ひて髪の御衣を織る。故に五穀成就、酒造、養蚕守護の御神なり。

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(※一部漢字は差し替えています)

谷津浅間神社(横浜市金沢区谷津町)写真

境内社の大六天神社。

谷津浅間神社(横浜市金沢区谷津町)写真

拝殿の脇からの眺め。

MAP

神奈川県横浜市金沢区谷津町432

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