松尾神社(横浜市戸塚区上矢部町)
2025.08.16[ 神社 ]
旧上矢部村上村の鎮守神
松尾神社(横浜市戸塚区上矢部町)
京都・松尾大社の御分霊を勧請し創建された「松尾神社(横浜市戸塚区上矢部町)」。
鎌倉時代の1234年(文暦元年)に、京都・松尾大社の御分霊を勧請されたと伝わっています。かつては周囲が阿久和川沿いの水田地帯だったためか、「田中社」「田中神社」とも呼ばれていました。また江戸時代には旧上矢部村小名上村の鎮守であり、阿久和川沿いの道が大山道(柏尾通り大山道)だったことから大山詣での参詣者がこちらにもお詣りしていたと云います。
御祭神は、大山咋神。
最寄駅は、JR横須賀線「東戸塚」駅。徒歩だと約30分ほどでしょうか。。
参道入口にある社標。参道は神社西側にあります。
参道中ほどからの眺め。
参道の鳥居。ただ、この辺りまでは参道は同時に近隣の方の生活道にもなっているようです。
境内の様子。狛犬がお出迎え。
右手にある境内社。疱瘡社、疫神社、地神社がお祀りされています。
左手には手水舎。
一段高くなったところにある拝殿。
小さな祠には「松尾大明神」と刻まれています。元々はこのような祠としてお祀りされていたのでしょうか?
「蚕霊神」碑。明治期に建立されたものの、関東大震災で倒壊、その後昭和初期に再建されたと裏面に刻まれていました。この地域でも明治期に養蚕業が盛んだったことが窺えます。
石灯籠には「田中神社」と刻まれています。
MAP
横浜市戸塚区上矢部町421