佐婆神社(横浜市泉区和泉町)

2023.07.22[ 神社 ]

水田を見守る高台にお祀りされていた鯖明神 佐婆神社(横浜市泉区和泉町)

和泉川に広がる水田を見守る高台にお祀りされていた「佐婆神社(横浜市泉区和泉町)」。地元ではかつての字名から「神田(かみだ)佐婆神社」とも、また「へっついさま」(竈神のこと?)とも呼ばれているのだそう。

詳しい創建年代は不明だそうなのですが、江戸時代の寛文年間(1661年〜1673年)に、伊予河野氏の後裔と云う石川治右衛門が一族の守護神として奉斎したのが起源と伝わっているのこと。他にも『慶長年中(1596年〜1615年)の勧請』という文書もあると云います。そのお名前から、この地域固有の信仰「鯖明神」の一社と考えられています。

御祭神は、左馬頭源ノ満仲。「鯖明神」の多くの神社は源義朝を御祭神としているのですが、和泉川流域の三社は、御祭神は源満仲となっています。

現在は中田の御霊神社の兼務社となっているようです。

最寄駅は、相模鉄道いずみ野線「いずみ中央」駅。徒歩約8〜10分ほど。

神社外観。東側の和泉川沿いからの眺め。

正面の鳥居。

石段を登ったところに、社標と狛犬が。

社殿。

社殿の扁額。

石塔群。

御神木のタブノキ。推定樹齢380年と言われており、横浜市の名木古木に指定されています。

MAP

神奈川県横浜市泉区和泉町4811

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