亀戸香取神社
2017.04.24[ 神社 ]
鎮座から1300年以上・現在では「スポーツ振興の神」
亀戸香取神社
665年に、藤原鎌足が東国下向の際に香取大神を勧請したのが起源と伝わる「亀戸香取神社」。
平将門の乱の際には藤原秀郷が戦勝を祈願し、平定後に奉賽として弓矢を奉納、勝矢を命名したという故事も残っています。毎年5月5日にはこれにちなんだ「勝矢祭」が行われ、武者行列が出て大いに賑わうそう。
御祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)。相殿に武甕槌神、大己貴神。
藤原氏が(春日大社・鹿島神宮とともに)武神として篤く信奉したことから、武将や武道家の崇敬を集めてきた香取神宮。そういった縁からか?「亀戸香取神社」は現在では「スポーツ振興の神」と謳っており、多くのスポーツ関係者も必勝祈願に参拝しているようです。
最寄駅はJR総武線「亀戸」駅。徒歩10分ほど。
大黒様と恵比寿様。「自分の痛い所を洗い清めご神徳を頂きましょう」という案内板が出ています。さすが「スポーツ振興の神」?
亀戸大根之碑。江戸時代、この地域では大根の栽培が行われ、江戸市民にも人気だったのだそう。
境内社。このうちの一つ「天祖神社」(一番左)は、江東区最古の神社と伝わっています。