佐波神社(藤沢市石川)
2023.09.09[ 神社 ]
引地川流域ただひとつの鯖明神
佐波神社(藤沢市石川)
引地川流域に残る鯖明神「佐波神社(藤沢市石川)」。
戦国時代後期に、後北条氏配下の「石川六人衆」と呼ばれり人々が勧請・創建したと云われています。創建当初は「左馬頭神社」と称していたそうですが、その後「鯖神社」に、そして水害があった後に「佐波神社」と改められました。他のサバ神社は、境川およびその支流である和泉川流域にあるのですが、こちらのみ、引地川の西側にあります。おそらく、政治的にも文化的にも境川流域の地域との繋がりが強い場所だったのだと思われます。
藤沢市による案内板には、以下のように記されています。
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祭神は、源義朝公で例祭日は九月十七日です。
一説によると戦国時代末期石川で勢力のあった石川六人衆によって勧請されたと伝えられています。
社名については、初め左馬頭神社、次に鯖神社と称しましたが、水害のあった時、再度、佐波神社と改めました。
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上記の通り、御祭神は源義朝。
現在は藤沢本町にある白旗神社の兼務社となっているようです。
最寄駅は、小田急江ノ島線「六会日大前」駅。徒歩約20〜25分ほど。
神社外観。右に見える坂を下った先が引地川。
正面の鳥居。
参道を進むと、拝殿が見えてきます。
短い石段を登ると、狛犬がお出迎え。
拝殿。
境内の鐘楼。
藤沢市による案内板。
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MAP
神奈川県藤沢市石川141