伊勢山皇大神宮
2018.12.24[ 神社 ]
横浜開港をきっかけに創建された「関東のお伊勢さま」
伊勢山皇大神宮
横浜開港をきっかけに創建された、横浜の総鎮守「伊勢山皇大神宮」。
幕末の開国・横浜開港に伴い、外国文化に対する精神的支柱として1870年(明治4年)に勧請された戸部村の神明社を、1871年(明治4年)に現在地に遷座し、「伊勢山皇大神宮」となりました。当時は「官幣国幣社等外別格」という、官国幣社に準じる社格を与えられています。
現在の本殿は、伊勢神宮から内宮の旧西宝殿を譲り受け、移築されたもの。伊勢神宮にあった姿そのままに再現されているそうです。
御祭神は、天照大御神。
神社としての歴史は他と比べ浅いものですが、遷座にあたり「神奈川県宗社」として建立されただけあり、そのスケール感に圧倒されました。
最寄駅は、JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅。徒歩10分ほど。
中央に見える(見えにくくてごめんなさい)のが大鳥居。
石段を進むと、二の鳥居が見えてきます。
「蒋公頌徳碑」。蒋介石生誕100年を機に建立されたもの。
お詣りした時間は、ちょうど結婚式の最中でした。
境内社の大神神社磐座(おおみわじんじゃいわくら)。奈良の大神神社より御分霊を勧請し、1996年(平成8年)に鎮座。拝殿・社殿がある現在の神社の一般的な形式ではなく、古代の祭祀場である「磐座」として造られています。
境内社の杵築宮・子之大神。杵築宮の御祭神は、月讀命・須佐男命・大国主命・住吉三柱大神。子之大神は、もともとこの地域(野毛)の氏神さま。戦後に合祀されました。
拝殿前の注連縄鳥居。