雷神社(横須賀市追浜本町)
2023.06.16[ 神社 ]
平安時代に菅原道真の霊を祀り創建された神社
雷神社(横須賀市追浜本町)
10世紀創建・大正期には浦郷村の村社だった「雷神社(横須賀市追浜本町)」。
931年(承平元年)に(※神奈川県神社庁のサイトでは延喜4年(904年))、当時築島と呼ばれた入江の小島に菅原道真の霊を祀り創建、当初は「火雷天神」と称したと伝わっています。その後戦国時代の1559年(永禄2年)、築島に落雷があり、「突然ものすごい稲妻と雷鳴が響き、12人の乙女たちがおこもりを続ける築島に落雷した。雷はかたわらの柏槇(ビャクシン)の木に落ち、木は黒焦げになりましたが彼女たちはかすり傷一つなかった。」(以上、横須賀市観光情報サイトより)という出来事があった云います。この後1581年(天正9年)に当時の領主朝倉能登守が現在地に遷したと伝わっています。落雷を受けた柏槇の木は、現在も「元・雷神社の御神木」として残されています。
江戸時代には「雷電社(雷電明神)」と呼ばれていましたが、現在の正式名称は「雷神社(いかづちじんじゃ)」。ただ地元では「かみなりじんじゃ」とも呼ばれているようです。
現在の御祭神は、火雷神。
最寄駅は、京浜急行本線「追浜」駅。徒歩約5分ほど。
横須賀街道に面したところにある一ノ鳥居。
ニノ鳥居。右手に社務所があります。
ニノ鳥居の左手にあるのは、浜空神社。旧追浜海軍航空隊の守護神としてお祀りされていたもので、2008年にこの地に遷座しました。
拝殿前の狛犬。
拝殿。広角で撮ったので、不恰好に見えるかも?ですが、立派な佇まいです。
境内社。
拝殿に向かって左手の崖にある境内社。お稲荷さまのようです。
右手の丘の上にも境内社がありました。
リンク
MAP
神奈川県横須賀市追浜本町1丁目9