飯倉熊野神社
2018.11.10[ 神社 ]
紀州・熊野三山の御分霊を祀り、太田道灌が再建したと伝わる神社
飯倉熊野神社
紀州・熊野三山の御分霊を祀り、太田道灌が再建したと伝わる「飯倉熊野神社」。
創建年代は不明とのことですが、8世紀前半の養老年間(714〜724年)に芝に勧請されたものが後代に現在地に遷座したとも、阿闇梨(天台宗の高僧)慶祚が応永年間(1394〜1428年)に熊野より勧請したとも伝えられています。室町時代には太田道灌によって再建されたという話も残っています。江戸時代には「飯倉熊野三社大権現」あるいは「飯倉熊野権現社」と呼ばれ、武家から篤い崇敬を受けていたと云われています。
1888年(明治21年)には宮城鹽竈神社より鹽竈大神を勧請、また1896年には三田稲荷神社を合祀しました。
御祭神は、伊邪那岐大神、伊邪那美大神、武速須佐之男大神、塩竈大神。また港七福神の一つとして、恵比寿様の御朱印もいただくことができます。
社殿は先の戦災により焼失しましたが、戦後に再建されました。
最寄駅は、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、あるいは東京都営地下鉄大江戸線「赤羽橋」駅。どちらからも徒歩5分ほど。