金刀比羅宮東京分社
2018.07.13[ 神社 ]
豊島氏の末裔によって勧請された上板橋宿の屋敷神が起源と伝わる「水道橋のこんぴらさん」
金刀比羅宮東京分社
板橋上宿の名主だった板橋市左衛門家の邸内社として勧請されたのが起源と伝わる「金刀比羅宮東京分社」。
江戸時代後期の1819年に、中山道・板橋上宿の名主を務めていた板橋市左衛門により邸内社として勧請されました。明治期に讃岐金刀比羅宮の境外末社となり、以降は数度の遷座の末、戦後に、高松藩松平家の邸内社だった水道橋金刀比羅神社と合祀され、現在の「金刀比羅宮東京分社」となりました。
御祭神は、大物主神・倉稲魂神。
板橋上宿の板橋市左衛門家とは、かつて江戸北部の多くを治めていた豊島氏の出自だと云われています。
こじんまりとしていますが、とてもよく手入れされている「水道橋のこんぴらさん」です。
最寄駅は、JR中央・総武線・都営地下鉄三田線「水道橋」駅。
境内社の稲荷社。