神明社(横浜市保土ケ谷区)
2019.04.04[ 神社 ]
榛谷御厨八郷総鎮守・横浜市内でも有数の古社のひとつ
神明社(横浜市保土ケ谷区)
1000年以上前の天照大御神影向の逸話が伝わる横浜の古社「神明社(横浜市保土ケ谷区)」。
神社の御由緒によると、970年(天禄元年)、榛谷(はんがや:かつてのこの地の名称・これが転訛して現在の保土ヶ谷になったとも云われています)の峯に天照大御神が影向し、その後川井、二俣川、下保土ヶ谷へと遷座した後、1225年(嘉禄元年)に下宮を造り、この地を神戸(ごうど)と名付けたと云います。以降榛谷御厨八郷の総鎮守として祀られるようになりました。
一時衰退したようですが、徳川家康江戸入府後に改めて社殿が造営され、江戸初期の1619年(元和5年)に山頂から現在地に遷座しました。
御祭神は、天照大御神。
伊勢神宮に倣い摂社として豊受大神宮を祀る他、境内には実に15もの末社を持つ、横浜市内でもかなり古い御由緒のある神社のひとつです。
最寄駅は、相鉄本線「天王町」駅。徒歩5分ほど。JR横須賀線「保土ヶ谷」駅からだと、徒歩10分ほど。
大鳥居と社標。
大鳥居の先は、しばらく参道が続きます。
拝殿前の注連縄鳥居。
こちらは摂社として祀られている豊受大神宮。
拝殿に向かって左手にある、境内末社の風宮(右)と月読宮。
拝殿右手にある境内末社。