久富稲荷神社(世田谷区新町)
2021.12.19[ 神社 ]
世田ヶ谷新町村の鎮守だったと伝わるお稲荷さま
久富稲荷神社(世田谷区新町)
江戸時代には村の鎮守だったと伝わるお稲荷さま「久富稲荷神社(世田谷区新町)」。
創建年代は不明ですが、『新編武蔵風土記稿』に世田ヶ谷新町村の鎮守だったとあることから、江戸時代中期には鎮座していたのではないかと思われます。
御祭神は、宇迦之御魂・大宮女命・猿田彦神。こちらの神社では、大宮女命を「天宇受売神」としてお祀りしています。
最寄駅は、東急田園都市線「桜新町」駅。徒歩約5分ほど。一ノ鳥居は水道みちに面したところにあるのですが、そこから150m以上ある長い参道を通って社殿へと向かいます。社殿がある場所は国道246号から一本入ったところ。
神社の北側にある一ノ鳥居。
民家の間を延々と進み境内へと向かいます。
拝殿。
拝殿前にも、東側に入り口があります。
境内にあるフクロウ像。昭和の頃、境内の古木にフクロウが住んでいた際に、姿を見たり鳴き声を聴くと願いが叶う、という噂が立ったことからお祀りするようになったのだそう。西洋ではフクロウは「知恵の象徴」ですが、日本では「不苦労(苦労しない)」に繋がる、ということからお寺や神社でお祀りされることが多い気がします。
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東京都世田谷区新町2丁目17−1