日枝神社日本橋摂社
2017.08.30[ 神社 ]
山王祭の御神輿の御旅所が起源のお社
日枝神社日本橋摂社
赤坂にある「日枝神社」の御旅所(御神輿の休息所)があった「八丁堀北嶋(鎧島)祓所」が起源の「日枝神社日本橋摂社」。
かつて祭礼の際に日枝神社の御神輿が船でこの地まで神幸されており、1635年に正式に山王祭の御旅所・山王宮に定められたそう。
1915年、赤坂日枝神社が官幣大社に昇格したのに伴って境外摂社とされました。
御祭神は、日枝大神(大山咋神・国常立神・伊弉冉神・足仲彦尊)。相殿に祀られている菅原大神・稲荷大神・浅間大神は北野神社・稲荷神社・浅間神社が合祀されたもの。
最寄駅は東京メトロ日比谷線・東西線「茅場町」駅。現在はビルの狭間にある、決して広くないお社ですが、威厳というか、風格というか、御神威を感じられる佇まいです。
とても珍しい、空(上)を見上げる狛犬。これは、関東大震災からの復興を願い奉献されたもの。
境内社の明徳稲荷神社。関東大震災後この地に遷座。
茅場町交差点から少しだけ北に行ったところに入り口があります。