初音森神社(墨田区千歳)
2024.12.29[ 神社 ]
元馬喰町初音ノ森の鎮守
初音森神社(墨田区千歳)
「江戸七森」のひとつ・馬喰町初音ノ森の鎮守だった「初音森神社(墨田区千歳)」。
鎌倉時代末期の1332年(元弘2年)に花山院師賢によって創建され、江戸時代初期には馬喰町初音ノ森の鎮守としてお祀りされていましたが、明暦の大火後にこの地に遷座しました。
墨田区による案内板『初音森神社』には、以下のように記されています。
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鎌倉中期に建立された神社で、江戸初期までは馬喰町初音ノ森(現在の中央区東日本橋馬喰町)の鎮守でした。明暦の大火後に郡代屋敷を建設するため、この地に移されましたが、その後も氏子はお参りやお祭りのために隅田川を渡って来ていました。
昭和二十三年(一九四八)に、東日本橋馬喰町に分社が建てられ、日本一の繊維問屋街にあるため、商売繁盛の神様として厚く信仰されています。しかし、長い間の習慣で、本社には今でも多くの氏子が参詣に来ます。
社名の由来は、鶯が多く棲み、美しい鳴声の響く様を初音と称したことによります。
墨田区
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御祭神は、宇迦之御魂神。相殿に、崇徳上皇・金山彦之尊。
上記の通り、現在は馬喰町の旧社地に摂社が建てられています。
最寄駅は、JR総武本線・都営地下鉄大江戸線「両国」駅。
神社外観。
正面の鳥居。
境内の様子。
墨田区による案内板。
現在境内には、摂社の寶録稲荷神社の社殿があります。
MAP
東京都墨田区千歳2丁目4−8