春ノ木神明社(横浜市旭区東希望が丘)
2022.10.28[ 神社 ]
室町時代創建・相鉄沿線で最も高い場所にお祀りされている「春ノ木神明社(横浜市旭区東希望が丘)」。
室町時代末期の1570年(元亀元年)に、伊勢講の人々によって創建されたのが起源と伝わっています。
境内に掲げられている『春ノ木神明社縁起』には、以下のように記されています。
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春ノ木神明社は、社伝によると室町時代・元亀元年(一五七〇年)頃、伊勢講の先人が伊勢神宮より持ち帰った神符を、祠を造営し納め祀ったのが始まりとされています。
以来長きにわたり、当社は地域の鎮守として尊崇されてきました。創建当時、この地は二十世帯ほどでしたが、昭和二十三年の相模鉄道希望ヶ丘駅開設と昭和三十年代の宅地開発による急激な人口増加に伴い、氏子崇敬者のお参りも年毎に増えてまいりました。昭和四十三年に社殿改築をみて参拝しやすくなり、心の拠り所として地域内外より数多くの参詣者をお迎えして今日に至ります。
御祭神の伊弉諾尊と伊弉冉尊は、日本国土を生み出し、天照大神などの神々を生み出した神様です。生命の親神様であることから、健康長寿・交通安全・縁結び・厄除けの神様として信仰を集めています。天照大神は、皇室の御祖先の神にして日本国民の大御祖神です。国土安泰・五穀豊穣・開運招福・学業成就・子孫繁栄の神様として尊崇を受けています。
当社は海抜九十二米の高台にあり、相模鉄道沿線で最も高所に祀られています。東に横浜の海を控え、南は鎌倉から江ノ島を遠望し、西は相模平野を隔てて、丹沢山塊、そして霊峰富士を仰ぎ、北は秩父連山を一望することができます。
境内にあるタブノキは、横浜市名木古木指定を受け、御神木となっております。
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御祭神は、伊弉諾尊・伊弉冉尊・天照大神。
現在は、北方皇太神宮の兼務社となっているようです。
最寄駅は、相模鉄道本線「希望ヶ丘」駅。徒歩約15分ほど。地図で見るとそんなにかからなそうですが、駅からひたすら登っていきます。しかし神社からの眺め、特に西側の丹沢・富士山の眺めは最高!地域一の高台の頂上にお祀りされている神社だということを実感できます。
正面の鳥居。住宅街の中に突然現れます。
住宅に囲まれた参道を進みます。
拝殿。
拝殿に掲げられた扁額。
拝殿前の狛犬。
境内の御由緒板。
密教塚。そばにある案内板には、以下のように記されています。
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江戸中期この地に疫病が流行り、僧侶の教えで家を焼き、家財・衣類を神社境内に持ち寄り、経文と共に焼却し、その灰を境内3か所に埋めたとされています。これが密教塚です。
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神奈川県横浜市旭区東希望が丘169