五の日稲荷大明神
2021.05.06[ 神社 ]
戦後に商店街の守護神として祀られるようになったお稲荷さま
五の日稲荷大明神
元は屋敷神・戦後に商店街の守護神として祀られるようになった「五の日稲荷大明神」。
創建年代は定かではありませんが、かつては商家の屋敷内に祀られていたと伝わっています。大正時代に町内に移転し、戦後に鶴見銀座商店会へ移管され、数度の遷座の後、現在地に鎮座しました。
社標の裏には以下のように記されています。
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当社は橘樹郡生見尾村字豊岡八七九番地成願寺道入口粉屋小川弥太郎屋敷内に祀られ当時下町には間渡稲荷と二社有りて稲荷講は盛んに執り行われていた 大正八年一〇〇三番地に移転昭和廿年戦災で焼失同廿七年下第三町会より鶴見銀座商店会へ移管
昭和廿八年五月、一〇〇一番地に再建し伏見稲荷より御神体を受け五の日稲荷と改称商店街の守護神として祀る 同四十八年二月区画整理一〇一五番地に移転現在に至る
昭和五十年二月五日初午 知る限り記す
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鶴見神明社とはいわば「兄弟」のような関係なんですね。
最寄駅は、京浜急行本線「京急鶴見」駅。徒歩約3分ほど。