札次神社（町田市小山ヶ丘）

鹿島神宮の御分霊を勧請し創建された「札次神社（町田市小山ヶ丘）」。

創建年代は不詳ですが、1666年（寛文6年）の検地の記録が残っていることから、遅くとも江戸時代前期には創建されていたものと思われます。当時は「札次大明神」と称していました。ちなみに現在拝殿に掲げられている扁額も「札次大明神」です。

境内に掲げられている御由緒板には、以下のように記されています。

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創建の年代は不詳ですが、常陸国（茨城県）一之宮鹿島神宮を勧請したもので、寛文六年の検地の時札次大明神の朱印領高二石二斗を受ける。
宝暦六年（一七五六年）八月に社殿再建、昭和二十六年拝殿建替、昭和三十九年七月片所津島神社と田端の八坂神社を合社する。
昭和五十六年五月氏子会を設立する。
昭和六十年八月神楽殿と社務所を新築する。
平成十一年九月本殿覆屋建替、平成十二年鳥居、水屋を建替る。
子孫繁栄と養蚕信仰の蚕種石がある。
白樫、山桜は町田市指定銘木である。

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御祭神は、武甕雷命。

最寄駅は、京王相模原線「多摩境」駅。直線距離だと至近ですが、鳥居側の入口までだと、徒歩約5分ほど。

神社入口。南側にあるので、多摩境駅からだとすれなりに？歩きます。

正面の両部鳥居。

鳥居脇からの境内の眺め。

拝殿。

拝殿に掲げられた扁額。

手水舎。

御由緒板。

合祀された津島神社関連のものがこちらにお祀りされているようです。左にある注連縄のかかった石が、（おそらく）蚕種石。